浜辺にまつわるまとめ

浜辺、海に関する個人的なメモみたいなものです。

新潟県上越市鵜の浜の海岸侵食

www.khb-tv.co.jp

砂浜が“消えた”周辺地域で悲鳴 人気海水浴場で異変… なぜ?

砂浜が消えてしまいました。 ■砂浜が“消えた”周辺地域で悲鳴 このコンクリートの構造物はビーチのシンボルだった人魚像の台座です。2020年の様子からは背後に広がる砂浜と海水浴客の姿が確認できます。 ところが…。今や砂浜は消え、海が迫っています。人魚像も去年12月にいったん撤去されました。 上空から見ると、かつては人魚像を中心に120メートルほどの範囲で広がっていた砂浜が2年前、この時すでに像の東側ではコンクリートの護岸が見え始めていたのが分かります。 この東側エリア、今やすっかり砂がなくなり、護岸が完全に露出した状態です。海岸の侵食は徐々に進んでいましたが、今年1月下旬の高波で急激に砂浜が削られたといいます。 鵜の浜温泉観光組合 丸山政仁組合長 「ずっぽりと(砂で)埋まっていた。このコンクリートは一切見えなかった。全然」 「(Q.ここは段差なく?)砂で埋まっていて、波がここまで来ることがなかった」 去年も2万4000人を超える海水浴客が訪れ、今年はさらなる期待もありました。なぜ、急速に砂浜の侵食が進んだのでしょうか。 長岡技術科学大学 犬飼直之准教授 「高い波によって海岸は浸食する。最近では、地球温暖化で高い波が非常に発生しやすい。それによって海岸浸食が進行したという考え方もある」 海岸を管理する県は浸食を食い止めるため、波の侵入を防ぐ離岸堤を新たに2基設ける事業計画を策定。整備には10年はかかるとみられています。(2024/4/8 hkb東日本放送)